猛暑の啓発まわり

町内、モデル区としている区内で、野良猫の調査、そして地域猫活動の啓蒙の為、1軒ずつ回らせていただいています。

以前行った、アンケート結果の猫の目撃情報を地図に落とし込むと、何か所かのエリアに絞られていました。

その、目撃情報が多いエリアを優先的に1軒1軒ピンポンして、お話しを伺います。

そのエリアで何頭の野良猫がいるのか、又、その中に飼い猫は含まれていないかなどの確認をした上で野良猫を一斉に捕獲。不妊去勢手術をし、元の場所に戻し管理していきます。(取りこぼしがあるとまた増えて元通りなので)

その流れが理想です。

現実はなかなかそう簡単にはいきませんが(^^;)

今日、名古屋では40度超えたそうですね。

何もしなくても滝のような汗が流れ落ちてきたので、その気温を聞いて納得(^^;)

1軒づつ回らせてもらってます。


約40件ほど回って感じたのは、やはりこの「地域猫」という言葉があまり浸透していないこと。


これだと、せっかく野良猫から地域猫になっても猫が困った存在に変わりなく。

「エサやる人がいるから増える」という考えも変わりなく。


今まで、東浦町がとってきた対策は「エサやるな」だけでした。

(今は「無責任なエサはやるな」と、少し前進しましたが・・・(^^;))

「エサやるな」では解決できないということは、現在も野良猫が減らずに存在していることで立証できていますよね。


ここのエリアにも「野良猫がこれ以上増えるのを見かねて」と個人的に庭に来る野良猫を捕獲して自費で猫の不妊去勢手術をしてくださっている方も数名いらっしゃいました。


しかし、残念なことに、そのことがご近所に周知されていないせいで地域猫なのに野良猫と扱われ疎まれる存在のままです。

さらに、エサを与える方も悪者になってしまい、ご近所トラブルに発展する場合もあります。

「〇〇さんがエサを与えているようだ」→また繁殖して増えると思っての苦情。

「飼い猫なのに外に放している」→フン尿の問題。ゴミ漁りの問題。


なので私たちは

TNRだけではこの野良猫問題の根本は解決できないと思っています。


・飼い猫は完全室内飼育。

・野良猫は不妊去勢手術の徹底。

・周囲の方の地域猫への理解。


行政には「エサやるなでは解決にならない」という考えにシフトしてもらい、地域の方へは「飼い猫のルールの順守」「地域猫活動の理解」を求め、ボランティアはそれを広め動く。


とても手間です。

時間も体力もかかります。

正直、メンドクセー(ノД`)・゜・。です。

でも、私達はそのような活動を行っていきます。

とても労力がかかりますが、それが将来的に早く結果が出る(野良猫が減る)方法だと思うから。



共感いただけたらこのことを少しでも多くのかたに伝えてください。

「広める」こともボランティア活動の一つだと思います(*^▽^*)


猛暑、酷暑の中歩き続け、たくさんの情報が収穫できました。

また、この結果を今日回ったエリアへお伝えに回らせていただきます。


◇◆◇おまけ◆◇◆

今日出会えた幸せおうち猫ちゃん♪


東浦地域ねこの会

2018年2月愛知県東浦町で発足。育児家事仕事をしながら活動に奮闘中!地域猫活動とは何か?ボランティアとは?分からないことばかりの中、色々失敗しながらも様々な人の協力を得て活動を続けています。

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