自治会で地域猫対策会議!?
ちょっと…
大げさなタイトルでしたでしょうか(^^;)
はい。
ちょっと大げさですね。
ちょっとね…。ちょっと(^^;)
今回、とある住宅地内で9匹の猫にエサをあげている人と、それに対して糞尿に困る人との間でトラブルがあり、私達が何かできないかと乗り出しました。
まずは地域で『野良猫の問題』の現状を知ってもらい、どういった対策を取るのかを
みんなで考えようと、説明会を開かせていただきました。
今回は、具体的な目的(9匹分の手術費用の寄付を募る)があったので、参加者はいないかも…
と不安でしたが、10名弱ほどの方がお集まりいただき、少ないですがそれでもホッと安心。
地域猫活動について、30分ほどの説明をいたしました。
説明を聞いてくださっている10名の方の中には、自費で野良猫に不妊去勢手術を施し管理して下さっている方もみえました。
何匹も何匹も、頭が下がります。
でも、重要なのは、そのことを近隣の方にもお知らせすることです。
不妊去勢手術をして元の場所に戻しその後の管理をすることをTNRと呼びますが…
TNRだけでは野良猫問題は解決できません!
野良猫をこれ以上増やさないためには絶対に必要な不妊去勢手術。
しかし、これだけを行っていても、近隣の猫に困っている人には分かりません。
ちゃんと
「この猫にはこれ以上増えないよう不妊去勢手術をしました。ゴミを漁らないよう毎日エサを与えます。あちこちで糞尿しないよう、トイレの設置や片付けもします。5~6年ほどかかりますが寿命を全うしていずれ猫がいなくなります。」
ということを伝えてください。
自費で猫に不妊去勢手術を受けさせたのに、ご近所には伝えていないがために、そのことを知らない近隣の方から嫌がらせをされるという事例はいくつも聞いています。
「野良猫にエサやるな」でも解決できません!
行政には「エサやるな」の方針を「地域猫活動」へシフトしてもらって
ボランティアは猫の捕獲の手伝いや啓発
住民は猫の管理や環境美化
と、それぞれ、少しづつ役割を持ち寄って、ゆるやかに、
そして確実に野良猫の数を減らしていきたいと思っています。
今回は少人数だったため、最後は和気あいあいとお話しをさせていただきました。
今回のような機会を設けてくれた、自治会長や役員さんにも感謝です。
募金が集まり、9匹の猫の手術代が用意でき次第、捕獲に取り掛かれます。
みなさまの少しづつの協力が必要です。
どうか、ご協力をよろしくお願いいたします。
会へ、3段ケージや、タオルや毛布などのご寄付もいただきました!!
この場を借りて、お礼申し上げます。
ありがとうございました。
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