猫にエサやるな神話
今日はスタッフ揃ったので、ミーティング後、TNR前の外回り~。
TNRする近辺のお宅へ、1軒1軒説明に伺いました。
先日のセミナーでアドバイスを受けたチラシを新調したのでそれに沿って説明。
ご理解を示してくれる方が多くて助かりました。
でも、やはりご近所さん。
猫にエサをあげている人が誰なのか、ご存知な様子。
ふん尿に困っても、ご近所だし言えなくて困っていたとのことなので
「不妊去勢手術をすれば時間はかかりますが、一代限りの命を全うしてその後には猫はいなくなります」
と説明すると、それまでの間なら…と納得いただけました。
でも、中には
「猫にエサあげるなんてけしからん!」
と仰る方も。
なので
「エサをあげないと猫はどうなりますか?諦めて飢え死にしますか?生きるために必死でエサを探してゴミをあさるようになって、余計に人の迷惑になりませんか?」
と説明すると今度は
「エサあげるほど猫が好きなら家の中で飼え」
…。
こう思うのには、長い間
「野良猫にエサを与えない!」
という町内のルールが根付いてしまっているからだと思います。
そのルールがあるせいで、エサをあげている人が
「ルール違反=悪人」
と安易に決められ、
「その人のせいで猫が増え迷惑をかけている」
と思うのではないでしょうか?
そのルールが無ければ、
「どうして猫が増えるのか?」
「自分は何に困っているのか?」
「どうしたら困っていることを解決できるのか?」
をご自身で考えられるはず。
でも、現状、まだまだエサやるな神話が根付いているので、地域猫活動の趣旨を丁寧に説明をさせて頂きます。
先ほどの「家の中で飼え」と仰った方にも、地域猫活動の説明をし、具体的な行動を説明すると…。
「そうか、そうだな、捨てる人間が悪いな」
「これ以上増えなくなるなら」
と態度が変わっていき、最初は話しを聞く様子では無かった方が、結果最後まで話しを聞いてくださいました。
これで、安心して野良猫を地域猫にできます♪
ご近所のご理解を得たので、このあと、エサやりさん宅で対象の猫を専用の捕獲器で安全に捕獲。
(捕獲前の写真しか無かった)
また明日、リターン予定です。
もう1匹、捕まえる予定だった猫の捕獲器には、予定にない猫がかかってしまいました。
あなた、誰!?(^^;)
近隣まわりしていたら想定外の事件が起こったので、それの対処をしていたら、捕獲が遅くなってしまい、お外は真っ暗。。。
この時期、暗くなるの早いし。寒いし。お腹はすいたし(関係ない)
エサやりさんも不在だったので確認できず、一旦開放することに。
猛ダッシュで逃げていきました。
はて。
どこの子でしょう?
また、出会うのでしょうね。きっと。
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