ボランティアって?

ボランティア活動を始めて、時々疑問に思うのですが。

ボランティアって??

便利屋っていう意味でしたっけ??


昨日、朝7時から会のスタッフに何度も連絡が入りました。

スタッフは小さな子どものいるお母さん。

その時間は子どもの通学通園の支度で一日で一番慌ただしい時間です。

何度も電話が鳴っては切れ、鳴っては切れ。

何度目かでようやく出ることができたそうです。


電話の相手は、春頃から野良猫について相談があった方で、ようやく最近になり捕獲の予定がたった案件。

昨日、トラップを貸し出し説明をしたところ、今朝捕まったとの連絡。

「さわれない」

「運べない」

「自分は出かけるから取りに来て」

とのことなので、スタッフが相談者宅までお伺い。

トラップに入った猫を預かり(外に置いてあったので)、協力動物病院へ運びました。

その日のうちに手術をしてくださったのですが、術後一晩は様子を見たいので、スタッフ宅で預かりました。

翌日の今日、猫をリターンしに、相談者さん宅へ伺いました。


会では、トラップをお貸しした後は、洗浄して返して頂くよう案内をしているのですが

「そちらの持ち物をそちらが使ったのに、どうして私が洗わないといけないの?」

「お代は全部私が払ってるんだから」

最終的には不満を言われながらの猫ちゃんリターン。


リターンした猫にもエサはあげられないとのこと…。


私達も活動を始めたばかりの素人集団。説明が足りなかった部分もあると思います。

全てにおいて初めての経験なので、相談があったこと全てに対応しなきゃ!という思いも強く、頼まれたことは断れませんでした。


先日の地域猫セミナーで、講師の方が

「私達はボランティアで活動をしているが、あなたのボランティアではない」

と仰られていたことを、ここで痛感しました。


相談者の方は

「お金を払ったのだから、言う通りに動くべき」

と思ったのかもしれません。

その「お金」とは猫の手術代と寄付金のこと。

私達への報酬ではありません。


お役に立てることを自主的に行っていることなので、地域のため猫のため、頑張るのですが、それなりに時間も労力もかけていることに対して

「やって当たり前」

と思われると、いい気分ではないですね。


もちろん、理解をしてくださる方も沢山いるので、「もうっ!やめてやる~!!」という短気は起こしませんが(^^;)


今のところ(^^;)


とにかく。

今後の対策としては、事前説明を「しっかり」「何度でも」説明すること。

理解を得てから行動すること。


日々、反省です。


猫ちゃん…。

順序が後ですが、エサやりして下さる方も探さなきゃ(>_<)





東浦地域ねこの会

2018年2月愛知県東浦町で発足。育児家事仕事をしながら活動に奮闘中!地域猫活動とは何か?ボランティアとは?分からないことばかりの中、色々失敗しながらも様々な人の協力を得て活動を続けています。

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