オス猫TNRと会について少し

会が発足して4カ月。東浦町のパートナーシップ推進事業の審査を受けるための準備に追われていましたが、ようやく5月、本格的に活動を始めました。そして早速町内某所の地域の方から相談がありました。

会ができたのを知り、どのような対策をとってくれるのか?というご質問からでした。

そうですよね。一番気になるところですよね。

相談で一番多いのはやはり「野良猫の不妊去勢手術費用」についてです。

まずは東浦町からですが。東浦町は現在、不妊去勢手術の補助は出しておりません。

会からは?

現在のところ、一部の区内の野良猫については一部負担をしています。

なぜ一部の区だけ?というと、立ち上げたばかりの会に町内全部の野良猫の手術費用の負担ができるほどの資金が無いのがひとつ。あとひとつは、そのエリアの区長の理解が得られたからです。(モデル区の設定)

その理由から、今年度はそのエリアに限り積極的にTNRを行っていき、実態調査を行っていくことになりました。

1年、区との協働を行い、ある程度の効果が得られたと判断されれば、他の区でも同様に活動が認められるかもしれない。そうなれば、地域の方の手術費用の負担が軽減できるかもしれない。

手術できる頭数が増えれば、外で生まれる子猫も減り、野良猫に関するトラブルも減る。

そして、いずれは、過酷な外で暮らさなければならない野良猫がいなくなる。

その目的を果たすため、自分達のやるべき事を逆算したのが、今年度は一部の区だけでの一部費用負担です。

「一部じゃなく町内全域負担しろ」

「好きでやってるんだから、自腹でやれば?」

「費用負担しない会なんてダメだ」

などと言われる事もありました。

それでも、今年度はその方針で参ります!

他の区では手術費の負担はできませんが、相談や対策には対応していきます。

今回ご相談をくださった方も、その他の区でしたが、協力動物病院さんを紹介することができ、手術はその方が行ってくださると仰ってくれました。

その動物病院さんも会の活動や趣旨に理解をして下さり、費用の負担を減らすため協力してくださっています。

徐々にですが、この活動に理解を示して下さる方が増えてきています。

色々な声をいただきますが、ご理解を得られる事は素直に嬉しいです。

もっと多くの方に知ってもらわねば!

啓蒙活動、頑張っていきます!

術後、元の場所に放される前。しっかりした小屋をこの子の為に開けてくださるそうです。トイレ設置の話しもさせて頂きました。

手術した目印の、さくら耳。オス猫君でした(=^・^=)


東浦地域ねこの会

2018年2月愛知県東浦町で発足。育児家事仕事をしながら活動に奮闘中!地域猫活動とは何か?ボランティアとは?分からないことばかりの中、色々失敗しながらも様々な人の協力を得て活動を続けています。

0コメント

  • 1000 / 1000